タイ料理をもっと知りたい!
フォイトーン
タイの結婚式には欠かせない、縁起の良いお菓子。見た目は、まるで日本の鶏卵素麺のよう。
卵黄と砂糖で作った生地を煮詰めたシロップに線状に落とし、細くて長い糸状を作り出す。作る工程を見ているだけで楽しくなる。
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トーン・イップ
フォイ・トーンと材料は同じ。シロップに丸く生地を落とし、すくった生地を小さな器につまみながら入れ、かわいらしいお花の形にしたもの。
香り付けに使う花の水という独特の香りがタイらしさを感じる。
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トーン・ヨード
トーン・ヨー、フォイ・トーン、トーン・イップはお祝いの席には欠かせないタイの伝統菓子。
卵の色鮮やかな黄色が金色のようで「めでたい」と言われている。
この3種は同じ店で売られており、ずっしりとした濃厚な味わい。
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サンカヤー・ファクトーン
ココナッツミルク、ココナッツシュガー、卵を混ぜ合わせたものを
丸ごとかぼちゃに流し入れ、気長にゆっくりと蒸す。大きなかぼちゃで作ると火が通るまで3時間近くかかることも・・・。
かぼちゃのほんのりとした甘みとココナッツの風味たまらない素朴なプディング。
小腹がすいた時におすすめ。
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カノム・チャン
タピオカ粉と米粉から作るこのお菓子はもちもちとした食感で、日本のういろうに似ている。
チャンは階段という意味で、見た目にもかわいいカノム・チャンには、一歩一歩上昇していくという意味がある縁起もの。
色や形もお店によってバラエティ豊かなので、お気に入りのお店を見つけてみては。 |
カノム・メッカヌン
ジャックフルーツの種に見立てたお菓子。
ほんのり甘く味付けされた黄豆餡を丸め、卵液をたっぷりつけ、煮詰めたシロップに落とし
ピカピカにコーティングする。あひるの卵黄を使うので色鮮やかな黄色がとってもかわいい。 |
カノム・サイサイ
バイトーイの葉にくるまれたココナッツミルクと黄豆のお菓子。
白い部分は塩味の柔らかいココナッツ。紫は薄く削ったココナッツをヤシ砂糖で
甘く煮詰めたものを黄豆餡でくるみ、ドーグ・アンチャンの花の色素で色付けして寒天で表面をコーティングしたもの。 |
ルークチュップ
パパイヤやマヨム、唐辛子などフルーツや野菜を模した、色とりどりの見た目にも鮮やかなお菓子。
ココナッツミルクと砂糖で味付けをした黄豆餡を好きな形に丸めて色づけし、寒天で3回ほど周りをコーティングして作る。とても手間がかかるがタイ人に人気がある。
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タコー
バイトーイで作った器に入れたなめらかなココナッツミルクのおもち。
2層になっていて、タロイモや、くわい、タピオカを入れた柔らかいバイトーイゼリーの層の上に、塩味をつけたココナッツミルクをとろみづけしてのせる。 |
カノム・トゥアイフー
「繁栄をもたらす」という意味の、歴史あるタイのお菓子のひとつ。
焼くと「ぷぅっ」と膨らむので縁起が良いと言われている。「もっちり」とした食感で、ジャスミンのいい香りがするのが特徴。 |
カノム・ピン
口の中でほろっととろけるココナッツミルクのボーロ。
タピオカ粉とココナッツミルク、砂糖を混ぜ合わせて焼いて作る。仕上げにティアンオップというキャンドルで燻してあるので、独特の香りがする。丸い形と細長い形があって、細長いほうが食感がしっかりしている。 |
カノム・トゥアべープ
宮廷料理から屋台まで、あちこちで見かけるお菓子。
蒸した黄豆と砂糖を包んだお団子に、ココナッツロングと白ゴマ、砂糖をたっぷりとまぶしつけて食べる。 |
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カノム・バービン
もち粉とココナッツを混ぜて焼いた、「もっちり」としたココナッツのケーキ。バービンは気狂い、バカという意味。削ったココナッツがたっぷりと入っていて、ずっしりとしている。 |
カノム・ドーグジョーグ 大きなお花形の金具で作る可愛らしい形のココナッツミルク入り揚げ菓子。
ココナッツの風味とサクサクとした食感、黒ゴマの風味がたまらない。
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カノム・アルア
ココナッツミルクの乾菓子。砂糖と薄力粉、ココナッツミルクをしっかりと練り上げて、食紅で色づけして搾り出し、天日に1〜3日干してしっかり乾燥させて作る。しずく形の他に薔薇の花の形をしたものもある。表面は「カリッ」と中は「もっちり」としていて、口に入れるとほのかにジャスミンの香りがする。
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カノム・クロック たこ焼きの型のようなもので作るココナッツミルクのお菓子。 型にココナッツミルク、上新粉、砂糖を混ぜた生地を八分目まで入れて焼き、少し火が通ったら濃いココナッツミルクとネギ、とうもろこしなどを加えて焼き上げる。皮はカリッとしていて中はクリーミー。 >> カノムクロック.COM |
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マプラーオ・ゲーオ ココナッツの果肉を薄く削って、ジャスミン香料と食紅を加えたシロップの中で煮て、よく乾燥させたもの。黄色、水色、紫、ピンクなどいろいろな色をつけて作り、ココナッツの削り方によって仕上がりが変わる。
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ルームグルン 飲み込むことを忘れてしまうほど美味しい!という意味のカラフルなお菓子。
豆粉と砂糖で作ったゼリーの上に、塩味をつけたココナッツミルクの餡を花びらのように絞って仕上げる。
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チャオクエイ この真っ黒なデザートの正体は仙草ゼリー。思ったよりクセがなく、さっぱりとしていてとってもヘルシー。スタイルを気にするタイの若い女の子に人気があるのも納得!
暑いタイで疲れた時、クラッシュアイスがトッピングされたひんやりデザートで生き返ってみては。
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タオスアン
春雨の原料として有名な緑豆を使った、「とろ〜り」とした温かい汁菓子。
ほんのり甘く、見た目通りどこか懐かしく体に優しいデザート。
緑豆の皮を剥いたトゥアキョウ(黄豆)は、タイのお菓子の材料には欠かせない。
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ウン・ガティ
ウンはタイ語で寒天、ガティはココナッツ。その名の通りココナッミルクの寒天。ほんのりと塩味がきいている。
二層になっている緑色は甘い香りのするバイトーイという葉で色付けしたもの。
さっぱりと「つるん」とした喉ごしが心地よく、辛いものや脂っこいものを食べたあとの
刺激された胃を優しく癒してくれる。
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カノム・ブアンタイ
薄く香ばしく焼かれた生地にふわふわのメレンゲクリームをたっぷりトッピングした、見た目より甘さ控えめなお菓子。
ぜひ、サクサクとして温かい作りたてを食べて欲しい。
屋台などで手軽に買う事ができる。
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カノムドーグラムドゥアン
ラムドゥアン
ラムドゥアンというお花に似せた、とてもかわいらしいクッキー。
材料は小麦粉、砂糖、植物油といたってシンプルだが、キャンドルで香り付けをするため
独特の香りがする。この香りが苦手という外国人も多いとか。まずはトライしてみよう。
お土産としてもおすすめ。
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ロティ
大きな鉄板と丸くまとめられた白い生地を見かけたら間違いなくロティ屋台。
生地を上手に広げ、バターをたっぷりと落とした鉄板で焼かれていく。見た目はクレープのようで
「もっちり」とした食感がクセになる。練乳とお砂糖をかけたものがポピュラー。
写真はスライスしたバナナにチョコソースをかけたもの。バナナとチョコのコンビは万国共通なのかな!?
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